基礎控除とは?2026年分の控除額と所得税の計算

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所得税の基礎控除は、今も一律48万円ですか?

保険のアドバイザー
いいえ。税制改正により、2026年分は合計所得金額に応じて控除額が変わります。48万円という説明は、2024年分以前の制度です。
基礎控除とは。
所得税を計算するときに、納税者本人の合計所得金額から差し引く所得控除の一つです。給与所得者、自営業者、年金受給者などが対象になりますが、合計所得金額が2,500万円を超える人には適用されません。
2026年分の基礎控除額

2026年分の所得税では、基礎控除の金額が改正されました。合計所得金額が132万円以下の居住者は104万円です。所得が増えるにつれて控除額は段階的に変わります。
| 合計所得金額 | 2026年分の基礎控除額 |
|---|---|
| 132万円以下 | 104万円 |
| 132万円超336万円以下 | 88万円 |
| 336万円超489万円以下 | 68万円 |
| 489万円超655万円以下 | 67万円 |
| 655万円超2,350万円以下 | 62万円 |
| 2,350万円超2,400万円以下 | 48万円 |
| 2,400万円超2,450万円以下 | 32万円 |
| 2,450万円超2,500万円以下 | 16万円 |
| 2,500万円超 | 0円 |
2026年分の改正規定は2026年12月1日に施行されます。2026年11月30日以前に死亡や出国による準確定申告を行う場合には、施行前の取扱いがあるため注意が必要です。
収入と所得は同じではない

基礎控除の判定に使うのは「収入」ではなく「合計所得金額」です。給与だけの人は、給与収入から給与所得控除を差し引いた金額が給与所得になります。自営業者は、売上から必要経費などを差し引いて事業所得を計算します。
給与と副業の所得がある場合などは、それらを合計して判定します。給与収入だけを見て基礎控除額を決めると間違うため、年末調整の基礎控除申告書や確定申告書では所得の見積額を確認してください。
基礎控除は税額から直接引くものではない

基礎控除は、所得税そのものから差し引く税額控除ではありません。合計所得金額から基礎控除や社会保険料控除などの所得控除を差し引き、その残額である課税所得に税率を掛けて所得税を計算します。
基礎控除が増えた金額と同じだけ税金が減るわけではありません。実際に減る所得税額は、課税所得に適用される税率などによって変わります。
まとめ
所得税の基礎控除は一律48万円ではなく、2026年分は合計所得金額に応じて104万円から0円まで変わります。年末調整や確定申告では、収入と所得を分けて考え、申告する年分の国税庁の表で控除額を確認しましょう。
