保険金の据え置きとは?仕組み・金利・税金の注意点

保険について知りたい
受け取れる保険金を、保険会社に預けたままにできますか?

保険のアドバイザー
契約に据置制度があれば可能です。ただし、利率、引き出し方、税金は契約ごとに確認する必要があります。
保険金の据え置きとは。
満期保険金や生存給付金などをすぐに受け取らず、保険会社に預けておく仕組みです。契約所定の利息がつく場合がありますが、すべての保険で利用できるわけではありません。
据置制度を利用できる保険金

据え置きの対象は、満期保険金、生存給付金、祝金、死亡保険金などです。ただし、対象となる保険金や据置期間は商品によって異なります。保険金の支払事由が発生したあとでは選べない場合もあるため、約款や保険会社の案内を確認してください。
据え置いたお金を一括で受け取れる契約もあれば、一定額ずつ受け取れる契約もあります。途中で引き出せるか、最低引出額があるかも保険会社によって違います。
据置金利は契約ごとに違う

据置金には、保険会社が定める利率で利息がつく場合があります。利率が固定されるとは限らず、経済情勢などに応じて見直される商品もあります。「据え置けば必ず大きく増える」とは考えず、現在の利率と変更条件を確認することが大切です。
また、据置金は銀行預金とは仕組みが異なります。預金保険制度の対象ではなく、保険会社が破綻した場合の保護も銀行預金と同じではありません。
税金は保険金の種類と契約関係で変わる

銀行預金の利子には、原則として20.315%の税金が源泉徴収されます。一方、保険金の税金は、保険料を負担した人、被保険者、受取人、保険金の種類、受取方法によって異なります。
たとえば、保険料を負担した本人が満期保険金を一時金で受け取る場合は、一時所得になるのが一般的です。死亡保険金は契約関係により、所得税、相続税、贈与税のいずれかが関係します。年金形式で受け取る場合や、据置期間中についた利息を受け取る場合は、雑所得として扱われることがあります。
したがって、「据置金の増加分はすべて雑所得」「据え置けば税金が安くなる」とは一律に判断できません。受け取る前に、保険会社が発行する支払明細や税務署の案内を確認しましょう。
据え置きのメリットと注意点

| メリット | 注意点 |
|---|---|
| 受取時期を先に延ばせる | 利用できる保険金や期間に条件がある |
| 契約所定の利息がつく場合がある | 利率が変わる場合がある |
| 将来使う資金を分けて管理しやすい | 途中で自由に引き出せない場合がある |
| 受取方法を選べる契約がある | 税金は契約関係と受取方法で変わる |
まとめ

保険金の据え置きは、すぐに使わないお金の受取時期を先に延ばす方法です。利用前に、据置利率、引出条件、据置期間、税金の扱いを確認してください。条件がわからないまま選ぶより、保険会社に受取額と税務上の扱いを確認してから決める方が安心です。
