保険の仕組みとは?大勢でリスクを分け合う「相互扶助」を解説

保険の見直しを考えていて、何から始めればよいか迷っている方へ。
診断で、最初に確認したいことを整理する

保険の仕組みとは?大勢でリスクを分け合う「相互扶助」を解説

保険について知りたい

保険は、みんなでお金を出し合って困った人を助ける仕組みですか?

保険のアドバイザー

考え方はその通りです。大勢から集めた保険料をもとに、契約で定めた事故や病気が起きた人へ保険金や給付金を支払います。

相互扶助とは。

一人では負担しにくい大きな損失に備えるため、多くの人が少しずつ保険料を出し合ってリスクを分け合う考え方です。

保険料はどのように決まるのか

保険料と保険金の仕組み

保険会社は、事故や病気が起きる確率、支払う保険金の見込み、契約を管理する費用などをもとに保険料を決めます。集めた保険料のすべてをそのまま貯金するわけではありません。保険金の支払い、契約の管理、将来の支払いに備える準備金などに充てられます。

同じ種類の保険でも、年齢、補償内容、保険金額、免責金額などによって保険料は変わります。

公的保険と民間保険の違い

公的保険と民間保険

種類 主な役割 加入
公的保険 医療、年金、介護、雇用、労災など生活の基礎を支える 法律に基づいて加入
民間保険 公的保険で不足する部分や個別のリスクに備える 原則として任意

医療機関では、2025年12月2日以降、マイナ保険証または資格確認書などで公的医療保険の資格を確認します。従来の健康保険証は有効期限を終えています。

民間保険には告知や審査がある

生命保険の告知

生命保険や医療保険では、契約時に健康状態や過去の病気について告知を求められることがあります。これは、契約者間の公平を保ち、保険制度を安定させるためです。

質問された内容には、分かる範囲で正確に答えましょう。告知内容に事実と違う点があると、契約が解除されたり、保険金や給付金を受け取れなかったりする場合があります。

自動車保険は2種類ある

自賠責保険と任意保険

自動車保険では、法律で加入が義務付けられている自賠責保険と、任意で加入する自動車保険を分けて考える必要があります。自賠責保険は対人事故の基本的な補償に限られ、相手の車や物、自分のけが、限度額を超える賠償などは対象外です。

その不足を補うのが任意の自動車保険です。「自動車保険はすべて加入義務がある」とまとめず、どの補償が必要かを確認しましょう。

必要な保障を考える順番

必要な保障の考え方

  1. 事故や病気が起きたときの損失額を考える
  2. 公的保険や勤務先の制度で受けられる保障を確認する
  3. 貯蓄で負担できる金額を決める
  4. 不足する部分だけ民間保険で補う

保険を多く契約すれば安心とは限りません。公的保障、貯蓄、民間保険を組み合わせ、家計に無理のない範囲で備えることが大切です。