確定拠出年金とは?企業型DCとiDeCoの違いを解説

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確定拠出年金と確定給付企業年金は、同じ制度の種類ですか?

保険のアドバイザー
別の制度です。確定拠出年金は掛金が決まり、受取額は運用結果によって変わります。
確定拠出年金とは。
毎月の掛金を加入者自身が運用し、その運用結果に応じて将来の受取額が決まる私的年金です。企業が制度を用意する企業型DCと、個人で加入するiDeCoがあります。
確定拠出年金と確定給付企業年金の違い

| 制度 | あらかじめ決まるもの | 主な特徴 |
|---|---|---|
| 確定拠出年金 | 掛金 | 加入者が運用し、受取額は運用結果で変わる |
| 確定給付企業年金 | 給付の算定方法 | 事業主などが運用し、規約に基づいて給付される |
「確定拠出年金の中に確定給付型と確定拠出型がある」という説明は正しくありません。両者は企業年金の代表的な仕組みですが、別の制度です。
企業型DCとは

企業型DCは、制度を導入している企業などの従業員が加入する確定拠出年金です。原則として事業主が掛金を出し、規約によっては加入者も上乗せできる場合があります。
会社員や公務員なら全員が企業型DCに加入するわけではありません。勤務先が制度を導入しているか、加入対象になっているかを確認する必要があります。
iDeCoとは

iDeCoは個人型確定拠出年金です。自分で掛金を払い、金融機関と運用商品を選びます。加入できるかどうかや掛金上限は、国民年金の加入区分、勤務先の企業年金、他制度の掛金額などで変わります。
原則60歳まで引き出せないため、生活費や近い将来に使う予定のお金まで積み立てないようにしましょう。
税制上のメリット

- iDeCoの掛金は全額が所得控除の対象
- 企業型DCの加入者掛金も、制度に応じて所得控除の対象
- 運用中の利益は非課税
- 受取時は退職所得控除または公的年金等控除の対象
通常の課税口座では運用益に原則20.315%が課税されます。確定拠出年金では運用中の利益に税金がかかりませんが、受取時の税額は退職金や公的年金との組み合わせで変わります。
受取開始年齢

老齢給付金は原則60歳から受け取れますが、60歳時点の通算加入者等期間が10年未満の場合は、受取開始年齢が61歳以降になります。受取開始の上限は75歳です。
転職・退職時は移換手続きを忘れない

企業型DCに加入していた人が転職・退職した場合は、資産を新しい勤務先の制度やiDeCoへ移す手続きが必要です。手続きをしないまま一定期間が過ぎると、自動移換され、運用できないまま手数料が差し引かれることがあります。
公的年金は国民皆年金を基本とする制度です。確定拠出年金は、その上に自分で老後資金を準備するための制度として考えましょう。
