施設介護の種類と選び方|3つの介護保険施設を比較

保険について知りたい
介護保険の施設には、どのような種類がありますか?

保険のアドバイザー
現在は、介護老人福祉施設、介護老人保健施設、介護医療院の3種類です。必要な介護や医療、今後の暮らし方で選びます。
施設介護とは。
介護保険の施設サービスを利用し、施設で介護やリハビリ、必要な医療を受けることです。介護保険施設には、それぞれ異なる役割があります。
介護保険施設は現在3種類

| 施設 | 主な目的 | 主な対象 |
|---|---|---|
| 介護老人福祉施設(特別養護老人ホーム) | 日常生活を支える | 常時介護が必要な要介護者 |
| 介護老人保健施設(老健) | 在宅復帰・在宅生活を支援する | 病状が安定し、リハビリや介護が必要な要介護者 |
| 介護医療院 | 長期療養と生活を一体で支える | 長期的な医療と介護が必要な要介護者 |
以前の制度にあった介護療養型医療施設は、2024年3月31日で廃止されました。現在の施設選びでは、介護医療院などを確認します。
特別養護老人ホーム

特別養護老人ホームは、食事、入浴、排せつなど、日常生活で常に介護が必要な人の生活を支える施設です。新規入所は原則として要介護3以上が対象ですが、要介護1・2でも特例入所が認められる場合があります。
待機者が多い地域もあるため、入所を希望する場合は早めに施設や市区町村へ相談しましょう。
介護老人保健施設

老健は、入院治療を終えたあとなどに、リハビリや介護を受けながら自宅へ戻ることを目指す施設です。医師や看護職員、リハビリの専門職などが連携して支援します。長く暮らすための住まいというより、在宅復帰への橋渡しをする役割があります。
介護医療院

介護医療院は、長期的な医療と介護の両方が必要な人のための施設です。日常的な医学管理、看取りやターミナルケア、介護、生活支援を一体で提供します。
施設を選ぶときの確認点

- 本人が必要とする介護と医療
- 在宅復帰を目指すのか、施設での生活を希望するのか
- 認知症や医療処置への対応
- 毎月の費用と追加料金
- 家族が通いやすい場所か
- 居室や共用部分の環境
施設名だけで決めず、本人の状態と希望をケアマネジャーや地域包括支援センターへ伝え、見学したうえで比較することが大切です。
まとめ

現在の介護保険施設は、特養、老健、介護医療院の3種類です。生活を支える施設、在宅復帰を支える施設、長期療養を支える施設という違いを理解し、本人に必要な支援から選びましょう。
