老健とは?在宅復帰を支える介護老人保健施設

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老健は、長く暮らすための老人ホームですか?

保険のアドバイザー
老健は、リハビリや介護を受けながら自宅へ戻ることを目指す施設です。生活の場である特養とは役割が違います。
老健とは。
「老健」は介護老人保健施設の略称です。病院を退院したあと、すぐに自宅で暮らすことが難しい要介護者などが、リハビリや介護を受けながら在宅復帰を目指します。
老健の役割

老健では、医師、看護職員、介護職員、リハビリの専門職などが連携し、利用者の状態に合わせた支援を行います。食事、入浴、排せつなどの介護に加え、在宅生活へ戻るためのリハビリや家族への助言も行います。
長期的な住まいを目的とする施設ではないため、入所後は定期的に状態を確認し、退所後の生活を検討します。ただし、実際の入所期間は本人の状態や受け入れ先の状況によって異なります。
老健を利用できる人

原則として、要介護1から要介護5の認定を受け、病状が安定していて、入院治療よりもリハビリや介護を必要とする人が対象です。要支援1・2の人は、施設サービスとして老健へ入所することはできません。
入所の可否は、本人の心身の状態や医療の必要性などを施設が確認して決めます。医療処置が必要な場合は、その施設で対応できるかを事前に確認してください。
老健・特養・介護医療院の違い

| 施設 | 主な役割 |
|---|---|
| 介護老人保健施設(老健) | リハビリなどを行い、在宅復帰・在宅生活を支援する |
| 介護老人福祉施設(特養) | 常時介護が必要な要介護者の生活を支える |
| 介護医療院 | 長期的な医療と介護が必要な要介護者の療養と生活を支える |
介護療養型医療施設は2024年3月31日で廃止されました。現在の介護保険施設は、介護老人福祉施設、介護老人保健施設、介護医療院の3種類です。
費用と入所前の確認点

介護サービス費の自己負担は原則1割で、一定以上の所得がある人は2割または3割です。このほかに、居住費、食費、日常生活費などがかかります。所得や資産などの条件を満たす人は、居住費・食費の負担軽減を受けられる場合があります。
- 施設が対応できる医療処置
- リハビリの内容と回数
- 面会や外出のルール
- 毎月かかる費用の内訳
- 退所後の支援内容
まとめ

老健は、在宅復帰を目指す人のための施設です。長期の生活を中心とする特養や、長期療養を支える介護医療院とは役割が違います。本人の状態と退所後の生活まで考え、施設の相談員やケアマネジャーと相談して選びましょう。
