
高度障害状態とは?保障内容を詳しく解説
重いけがや病気によって、日常生活を送る上で大きな支障が出ている状態を、高度障害状態といいます。これは、保険の保障が始まった後で、病気やけがが原因で起こった場合に適用されます。
具体的には、どのような状態が高度障害状態にあたるのでしょうか。例えば、両目が全く見えなくなる、言葉を話したり食べ物をうまく噛んだりすることができなくなるといった状態です。また、脳や心臓、肺などに重い障害が残り、常に誰かの介護が必要になる場合も含まれます。さらに、両腕や両足がなくなったり、全く使えなくなったりすることも高度障害状態とみなされます。
高度障害状態と認定されるには、これらの状態が一時的なものではなく、将来にわたって回復の見込みがない永続的な状態であることが条件です。つまり、医学的に見てこれらの機能が今後回復する可能性がないと判断されなければなりません。
高度障害状態の認定は、医師が作成した診断書に基づいて行われますが、最終的な判断は保険会社が行います。高度障害状態になると、生活の質が著しく下がる可能性が高いといえます。そのため、万が一、高度障害状態になった場合に備えて、適切な保険に加入しておくことは非常に大切です。どのような保険が自分に合っているのか、保障内容をよく確認し、将来への備えをしっかりと行いましょう。