保険の裏書とは?現在の契約変更手続きと確認方法

保険について知りたい
保険証券の「裏書」は、今も証券の裏へ手書きする手続きですか?

保険のアドバイザー
もともとは証券の裏面へ変更内容を記載する意味でした。現在は、契約変更そのものを指す言葉として使われることもあります。
保険の裏書とは。
契約後に名義、住所、保険の対象、保険金額などを変更し、その内容を保険契約へ反映する手続きです。英語のendorsementにあたる言葉として使われます。
現在は紙の裏へ書くとは限らない

以前は保険証券の裏面へ変更内容を書き加えることがあり、そこから「裏書」と呼ばれました。現在は、異動承認書、変更後の契約内容通知、ウェブ上の契約内容などで変更を確認する方法があります。
「裏書は現在すべて異動承認書へ変わった」「自賠責保険だけに残っている」と一律に説明することはできません。手続きの名称と確認方法は、保険会社や保険の種類によって異なります。
裏書が必要になる主な変更

- 契約者や被保険者の氏名・住所の変更
- 自動車保険の車両入替や使用目的の変更
- 火災保険の対象となる建物や所在地の変更
- 保険金額、補償内容、特約の変更
- 保険金受取人や指定代理請求人の変更
変更内容によっては、保険料の追加または返還が生じます。変更日より前の事故へ、変更後の補償がさかのぼって適用されるとは限りません。
変更の承認と開始日を確認する

保険会社へ連絡しただけで変更が完了するとは限りません。必要な情報を伝え、保険会社の承認を受け、変更後の補償が始まる日時を確認します。
ウェブで手続きした場合は受付完了画面を保存し、変更後の契約内容へ反映されたことを確認してください。紙の異動承認書や契約内容通知書が届いた場合も、申請した内容と合っているか確かめます。
保険金請求に必ず裏書原本が必要とは限らない
保険金請求時に必要な資料は、事故内容と保険会社の確認方法によって異なります。変更履歴を確認するために書類を求められる場合はありますが、「裏書や異動承認書の原本がなければ必ず請求できない」とは限りません。
古い保険証券や変更通知は、現在の契約内容を確認する手掛かりになります。紛失した場合は、保険会社へ契約内容の確認方法や再発行の可否を問い合わせましょう。
