シートベルト着用者特別保険金とは?現在の自動車保険で確認したいこと

自動車保険の更新前に、補償と保険料を確認したい方へ。
診断で、自動車保険の見直しポイントを整理する

シートベルト着用者特別保険金とは?現在の自動車保険で確認したいこと

保険について知りたい

シートベルトを着けていて事故に遭うと、通常の保険金に上乗せされるのですか?

保険のアドバイザー

以前は、そのような特別保険金を設けた自動車保険がありました。ただし、現在の一般的な自動車保険に必ず付いている補償ではありません。

シートベルト着用者特別保険金。

過去の自動車保険に設けられていた補償の一つです。シートベルトを着用していた人が交通事故で死亡した場合などに、契約で定めた特別保険金を支払う商品がありました。現在は廃止している保険会社もあるため、昔の記事や古い保険証券の説明をそのまま現在の補償と考えないようにしましょう。

現在の標準的な補償ではない

シートベルト着用者特別保険金の確認

シートベルト着用者特別保険金は、かつて複数の保険会社が扱っていました。しかし、シートベルトの着用が法律上の義務として広く定着したことなどから、2011年や2012年の契約改定でこの補償を廃止した保険会社があります。

そのため、「シートベルトを着けていれば死亡保険金の30%が上乗せされる」「上限は300万円」といった古い商品固有の条件を、現在のすべての自動車保険に当てはめることはできません。

古い契約では保険証券と約款を確認する

長期間更新している契約や、古い保険証券を確認している場合は、契約当時の約款にこの特別保険金が記載されていることがあります。対象となる事故、着用を確認する方法、支払額は当時の商品によって異なります。

現在も補償が残っているか分からない場合は、保険証券だけで判断せず、契約している保険会社や代理店へ確認してください。

現在は人身傷害などの補償内容を比べる

現在の自動車保険で確認する補償

現在の自動車保険を選ぶときは、過去の特別保険金の有無よりも、人身傷害保険や搭乗者傷害保険の対象者、補償範囲、保険金額を確認する方が実用的です。契約車両に乗っているときだけ対象となるのか、歩行中や他の車に乗っているときも対象となるのかは、契約によって違います。

シートベルトは、保険金を受け取るためではなく、事故の被害を小さくするために着用するものです。後部座席を含め、車に乗る人全員が正しく着用してください。

まとめ

シートベルト着用者特別保険金は、現在の自動車保険に共通する補償ではありません。過去に扱われていた商品であり、すでに廃止した保険会社もあります。古い契約は当時の約款を確認し、新しく加入する場合は、人身傷害保険など現在の補償内容を比べましょう。