横滑り防止装置で自動車保険は安くなる?現在の保険料の決まり方

自動車保険の更新前に、補償と保険料を確認したい方へ。
診断で、自動車保険の見直しポイントを整理する

横滑り防止装置で自動車保険は安くなる?現在の保険料の決まり方

保険について知りたい

横滑り防止装置が付いていれば、保険料が必ず割引されますか?

保険のアドバイザー

一律の割引があるとは限りません。乗用車では、安全性能を含む型式ごとの保険実績が料率クラスに反映されます。

横滑り防止装置と保険料。

横滑り防止装置は、車の姿勢が不安定になったときにブレーキやエンジン出力を制御する安全装置です。ただし、装置が付いているだけで、どの保険会社でも同じ割合の割引を受けられるわけではありません。

「横滑り防止装置割引」は一律の制度ではない

横滑り防止装置と自動車保険

自動車保険の割引名や適用条件は、保険会社と商品によって異なります。「横滑り防止装置が付いた貨物車や特殊車両なら必ず割引」「数%から十数%安くなる」と一律には言えません。

見積書やパンフレットに横滑り防止装置に関する割引の記載がなければ、装置の有無だけで追加の割引を受けられるとは考えない方がよいでしょう。対象の有無は契約先へ確認してください。

乗用車は型式別料率クラスで保険料が変わる

型式別料率クラス

自家用普通乗用車、自家用小型乗用車、自家用軽四輪乗用車では、型式ごとの事故実績や保険金の支払実績などを基に「型式別料率クラス」が決まります。車の構造、装備、性能によるリスクの違いも、保険データを通じて料率クラスに反映されます。

そのため、同じ横滑り防止装置を備えた車でも、車種や型式が違えば保険料は同じになりません。料率クラスは毎年見直されるため、前年と同じ車でも更新時に変わることがあります。

現在確認しやすい安全装置割引はAEB

AEB割引

参考純率では、衝突被害軽減ブレーキ(AEB)を装着した、発売後おおむね3年以内の型式を対象とする割引があります。発売から時間がたつと、AEBの効果も事故実績を通じて型式別料率クラスへ反映できるため、個別の割引対象から外れます。

AEBと横滑り防止装置は別の装置です。AEB割引があることを理由に、横滑り防止装置にも同じ割引があるとは判断できません。

保険料を確認する方法

自動車保険料の確認

車検証で用途・車種・型式を確認し、保険会社の見積りを取りましょう。見積書では、型式別料率クラス、AEB割引、運転者の範囲、年齢条件、使用目的、年間走行距離などを確認します。

安全装置の名称だけで保険料を推測せず、同じ補償条件で複数社の見積りを比べる方が確実です。

まとめ

横滑り防止装置は安全運転を助ける装置ですが、装着車に一律の保険料割引があるわけではありません。乗用車では型式別料率クラス、AEBでは対象型式に対する割引など、別の仕組みで保険料が決まります。実際の適用条件は見積書で確認してください。