
付加年金で老後を安心に
国民年金に加入している皆さんが、将来受け取る年金額を増やすことができる制度、それが付加年金です。国民年金には、自営業やフリーランスの方、学生など様々な立場の方が加入する第1号被保険者や、海外に住んでいたり、厚生年金に加入していない会社員や公務員などの配偶者である第3号被保険者から任意で加入する方などがいます。これらの皆さんが、毎月の国民年金保険料に少しだけ上乗せして付加保険料を支払うことで、老齢基礎年金に上乗せされた年金を受け取ることができるのです。
この付加保険料は、月々たったの400円。日割りすると1日あたり約13円ほどです。自動販売機でジュースを買うよりも安く、負担も少ない金額と言えるでしょう。将来もらえる年金に少しでも不安を感じている方は、ぜひ検討してみてください。
国民年金は老後の生活を支える大切な制度です。しかし、年金だけでは生活が苦しいと感じる方もいるかもしれません。特に近年は物価上昇が続いており、将来の生活に不安を抱く方も多いでしょう。食費や光熱費などの生活費に加えて、病気や介護が必要になった場合の出費も考えると、老齢基礎年金だけでは十分ではないと感じる方もいらっしゃるでしょう。
そこで、付加年金に加入することで、将来の年金を増やし、より安心して暮らせるように備えることができるのです。少ない負担で将来の安心を手に入れられる付加年金。老後の生活設計を考える上で、検討してみる価値のある制度と言えるでしょう。