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身体的危険と保険加入

生命保険や医療保険などに加入を検討する際、保険会社は様々な情報を基に、加入希望者が将来事故や病気に見舞われる可能性を評価します。この評価に大きく影響するのが「身体的危険」と呼ばれるものです。これは、加入希望者の体の状態が、保険で保障される事故や病気の発生する割合にどう関係するかを示すものです。具体的には、まず体格が挙げられます。極端な肥満や痩せは、様々な病気を引き起こす可能性を高めると考えられています。次に、現在の病気も重要な要素です。現在治療中の病気はもちろん、既に治癒した病気でも、再発のリスクや後遺症が残る可能性があれば、身体的危険は高くなります。さらに、過去の病気も評価の対象となります。過去の病気が原因で、将来別の病気を発症するリスクが高まる場合があるからです。また、持病のように長く続く病気も、身体的危険を高める要因となります。例えば、糖尿病や高血圧などは、様々な合併症を引き起こす可能性があり、医療費の負担が大きくなりがちです。これらの情報は、保険会社が保険料の金額を決めたり、保険への加入を認めるかどうかを判断する上で、重要な役割を果たします。身体的危険が高いと判断されれば、それだけ将来事故や病気に見舞われる可能性が高いと見なされるため、保険料が高額になることがあります。また、状況によっては、保険への加入を断られる可能性も出てきます。ですから、身体的危険についてきちんと理解しておくことは、自分に合った保険を選ぶ上でとても大切です。自分の体の状態を正しく把握し、保険会社に伝えることで、適切な保障内容と保険料の保険に加入できる可能性が高まります。
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保険会社の基礎利益:本業の収益力を知る

生命保険会社の実力を知る上で、「基礎利益」は大切な手がかりとなります。生命保険会社は、皆様からいただく保険料や、集めたお金を運用して得る利益など、様々な方法でお金を稼いでいます。しかし、これらの利益の中には、一時的な出来事で大きく変わってしまうものも含まれています。例えば、会社が持っている株や債券を売って得た利益は、市場の上がり下がりによって大きく変動します。毎日、コンスタントに得られる利益とは言えません。また、大きな自然災害が起こった際に支払う多額の保険金や、会社同士がくっついたり、買収されたりした際の特別な利益や損失も、普段の業務とは異なる一時的なものです。このような一時的な利益や損失を取り除き、保険会社の本来の事業である保険事業で、どれだけの力でお金を稼いでいるのかを測る物差しが、基礎利益です。具体的には、会社の通常の活動で得られた利益である経常利益から、株や債券の売買で得た利益や損失といった資本損益、そして、特別な臨時的な利益や損失を取り除くことで計算されます。基礎利益を見ることで、一時的な要因に左右されない、安定した本来の事業の儲けの実力を知ることができるのです。これは、まるで健康診断の数値を見るように、生命保険会社の状態を的確に捉えることを可能にします。将来に渡って安定した経営が見込めるか、しっかりと保険金を支払う力があるかといったことを判断する上で、基礎利益は欠かせない情報なのです。保険会社を選ぶ際には、目先の利益だけでなく、この基礎利益にも注目することで、より安心して加入できる会社を見極めることができるでしょう。生命保険は長期にわたる契約となるため、一時的な利益ではなく、腰を据えて堅実に利益を生み出せる会社を選ぶことが大切なのです。