無選択型保険とは?告知なしで入れる仕組みと注意点

保険について知りたい
健康状態の告知がなければ、誰でも加入できますか?

保険のアドバイザー
告知や医師の診査がない商品でも、年齢や職業、既契約の状況など、商品ごとの条件があります。「誰でも必ず入れる保険」ではありません。
無選択型保険とは。
健康状態や病歴についての告知、医師の診査を求めずに申し込める生命保険です。一般の保険や引受基準緩和型保険への加入が難しい人にも選択肢になりますが、保険料や保障内容には大きな制約があります。
告知がないことと、必ず加入できることは別

無選択型保険では、通常の生命保険で行う健康状態の告知や医師の診査が原則としてありません。そのため、持病や入院歴がある人でも申し込みやすくなっています。
ただし、契約できる年齢、職業、保険金額、すでに加入している契約の合計額などに条件があります。商品が販売されていない年齢や、保険会社の取扱条件に当てはまらない場合は加入できません。
保険料は高めになる

健康状態を問わずに引き受ける分、一般の保険より保険料は高くなる傾向があります。長期間加入すると、支払った保険料の合計が死亡保険金額を上回る場合もあります。
保険料だけを見るのではなく、受け取れる保険金や給付金、払込期間、解約返戻金を確認し、総支払額と保障額を比べることが大切です。
契約直後は保障が制限される場合がある

契約後の一定期間に病気で死亡した場合、死亡保険金ではなく、それまでに支払った保険料相当額だけが支払われる商品があります。医療保険では、契約後の一定期間に病気で入院や手術をしても保障されない場合や、給付金が減額される場合があります。
制限される期間や対象は商品によって違います。申込前に、契約概要と注意喚起情報で「保障が始まる日」「削減期間」「免責事由」を確認してください。
まず引受基準緩和型も比べる

引受基準緩和型保険は、一般の保険より告知項目を少なくした商品です。無選択型よりも健康状態の確認はありますが、条件に合えば保険料や保障内容が有利になることがあります。
一般の保険、引受基準緩和型、無選択型の順に加入できるかを確認し、無選択型だけで決めないようにしましょう。過去に断られた経験があっても、保険会社や商品によって引受基準は異なります。
加入前に確認する5項目

- 月額保険料と払込総額
- 死亡保険金や入院給付金の上限
- 契約直後の保障制限と削減期間
- 解約返戻金の有無と金額
- 更新型か終身型か、更新後の保険料
葬儀費用など使い道が決まっているなら、必要額を先に考えます。貯蓄で備えられる金額まで高い保険料を払い続ける必要があるかも検討してください。
まとめ

無選択型保険は、健康状態の告知や医師の診査なしで申し込める保険です。ただし、誰でも必ず加入できるわけではなく、保険料は高めで、契約直後の保障が制限されることがあります。一般の保険や引受基準緩和型保険も比べたうえで、保障内容と総支払額のバランスを確認しましょう。
